テストスコープとは何か?を3分で理解する

テスト用語

「今回のテストスコープを特定しましょー」

という言葉、何となくモヤッとは誰でも理解できるかと思いますが、「テストスコープって何?なぜテストスコープを特定する必要があるの?」と聞かれた時、明確に答えられますでしょうか??

というわけで、今回は「テストスコープ」とは何かを3分で理解する説明です。

そもそも「スコープ」とは

スコープとは、直訳すると「範囲」です。

つまりテストスコープは「テスト範囲」を意味してます。

では、なぜテストを行う時、テストスコープを特定する必要があるのでしょうか?

ソフトウェアテストの7原則を思い出してみてください。

その中に「全数テストは不可能」という原則があります。

よっぽど単純な機能をテストする場合以外(そんな事はほぼない)、現実問題、全部テストするというのは不可能。

だって、例えば、何百万パターンもあるようなテストをコスト・時間をかけて毎回やるのも無理でしょ?!

なので、大事なとこはどこなのかちゃんと分析して、そこを中心にやろうぜ!

その原則の通り、現実問題、全てをテストするのではなく、開発内容、影響範囲、リスク、コスト、人的リソース、スケジュールなど複合的に考えテスト範囲を決め、テストを計画する必要があります。

つまり「テストスコープを特定する」とは、上記のようなことを複合的に考え、テスト範囲を特定することを意味します。

以上、「テストスコープ」とは何かを3分で理解する説明でしたー


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参考文献

「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典