以前、自動テストツールCypressのインストールから起動までの解説しましたが、
今回は、実際に自動テスト実行してみましょう。
Cypressはデフォルトでいくつかサンプルスクリプトが含まれているので、そのサンプルスクリプトを実行すると、自動テストの実行イメージがわきやすいかと思います。
E2Eテストのサンプルスクリプトを実行してみる
まずはCypress起動後、「browse manually」をクリックし、どの場所にCypressのプロジェクトファイルを置くか、を選択します。
CypressのProjectファイルを置く場所が決まったら
次に、どのテストタイプで実行するか選択。ひとまず「E2E Testing」を選択します。
以下のような設定ファイルが開きます。
(↑の画面で、「Not Configured」をクリックした場合は設定ファイル画面はスキップされます)
Configuration Files画面を下の方までスクロールし、「Continue」ボタンをクリック
次に、下記の画面でどのブラウザでテストするかを選択し、「Start E2E Testing in Chrome」ボタンをクリック
以下のような自動テスト用Chromeブラウザが新規ウィンドウで起動します。(Chromeでの実行を選択したので)
画面中央の「Scaffold example specs」をクリック
以下のウィンドウが表示される為、「Okay, I got it!」をクリック
以下のようにいくつかのサンプルスクリプトがあります。
「todo」をクリックし、スクリプトを実行
自動テストの実行が開始され、画面半分で実行画面、半分で結果が確認できます。
上記の画面は、オールグリーン↑で、すべてOKでテストが通ったことがわかります。
ちなみにNGの表示時は以下のように表示します(スクリプトを編集し、あえてNGが出るようにし、実行)
というわけで、以上がサンプルスクリプトを実行してみる手順でした。
次回は、具体的なスクリプトの作り方について見ていきたいと思います。