「ビジネスロジック」という言葉の意味を理解する前に、まず「3階層システム」の概念を理解するとわかりやすくなります。
3階層システムとは、クライアントサーバシステムの構成法の一つで、ソフトウェアの機能をユーザーインターフェース、ビジネスロジック、データベースの3階層に分割して組み合わせる手法。
IT東吾辞典
つまり、クライアントサーバシステムを
- プレゼンテーション層
- UIなど、ユーザから見える部分など
- アプリケーション層(ビジネスロジック層、ファンクション層)
- そのシステムの処理をする部分など
- データ層
- ファイルやDBに読み書きするとこなど
に分けて、組み合わせるアーキテクチャの事を3階層システムといいます。
「ビジネスロジック」とは、つまるとこ・・・
要するに、
「ビジネスロジック」とは、3階層システムでの、アプリケーション層です。プレゼンテーション層とデータ層ではない部分!
そのシステムの処理をする部分!
例えば
「数字を入力したら、その数字を2倍にして、DBに登録する」
ビジネスロジックは「その数字を2倍にして」の部分のようなとこを「ビジネスロジック」と呼びます。
何でそんな分け方が必要なの?
なぜ、「プレゼンテーション層」やら「アプリケーション層(ビジネスロジック層、ファンクション層)」やら「データ層」やら分けて考えるの?開発するの?ってとこですが
分けた方が、使い回しできるとこを使い回しできる、
システムを改修したい時、改修する部分と改修不要な部分が分離できる。
というメリットがあるからです。
ただし!
ちゃぶ台をひっくり返すようですが、
システムの中の、コレは「プレゼンテーション層でしょー」とかコレは「ビジネスロジック」でしょーとか、境界が明確に決まっているわけではないので、微妙に境界は人によって曖昧だったりします・・・・。
ってことを理解した前提で、「ビジネスロジック」という言葉を理解しましょー
以上、ビジネスロジックとは何か?を3分で理解する。でした。