SSHとは何か?3分で理解する

IT関連知識

一言で言うと

SSHとは「Security Shell」の略称で、リモートでサーバーなどの別のコンピューターを操作する為に使われる通信プロトコルです、

SSHの通信はすべて暗号化されています。一方、同様にリモートコンピュータと通信するプロトコルでTelnetがありますが、こちらは通信が暗号化されていません。

SSHの認証方式

SSHの認証方式は主に「パスワード認証方式」と「公開鍵認証方式」があります。

「公開鍵認証方式」は「公開鍵」と「秘密鍵」を照合して認証を行います。

具体的には、「公開鍵」「秘密鍵」を作成し(実際はファイル)、「公開鍵」をサーバー側、「秘密鍵」をサーバーにログインしたいクライアント側に置き、照合することで認証を行う仕組みです。

パスワード認証より、比較的安全性が高いとされています。

例えば、サーバー側でrsa方式のキーペアを作成するコマンドと流れは以下のような感じです。

ssh-keygen -t rsa

上記のコマンドでサーバー内の~/.ssh/ ディレクトリに、id_rsa(=秘密鍵)とid_rsa.pub(=公開鍵)が出来上がるので、秘密鍵の方を何らかの手段でクライアントPC側へ送ります。

SSLとの違い

ちなみに混乱してしまいがちなのはSSLという言葉。

SSHは前述の通り、リモートでサーバーなどの別コンピューターを操作する為に使われる暗号化されたプロトコルですが、SSLの方は、ざっくり言うとインターネット上でWEBサイトの表示などで使用される暗号化された通信プロトコルです。

どちらも暗号化されたプロトコルという点では変わりません。

以上、SSHを3分で理解する説明でしたー

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参考文献

Secure Shell – Wikipedia