XRとは、一言で言うと、VR(仮想現実) , AR(拡張現実), MR(複合現実)など、現実と仮想の世界を融合する技術の総称です。
では、そのVR , AR, MRの具体的な違いは何でしょうか?一つずつ解説していきたいと思います。
VRとは
Virtual Realityの略です。現実世界を遮断し、仮想世界だけで生み出す技術です。
ヘッドマウントディスプレイ、ヘッドフォンを装着して没入感のある仮想世界を体験できます。
主にゲームやエンターテイメントの界隈で実用化が進んでいることは言うまでもありません。
ARとは
Augmented Realityの略です。
現実世界と仮想世界と重ね合わせた世界を生み出す技術です。
ARはヘッドマウントディスプレイやスマホを使って体験します。
現実の世界をベースに、仮想世界を重ねるというとこがVRとは大きく異なります。
例えばスマホゲームの「ポケモン GO」などでこのAR技術が使用されている事は有名です。
MRとは
Mixed Realityの略です。
現実世界と仮想世界を融合させた世界を生み出す技術です、ARとも概念的には似てますが、ARは、デバイスを介して仮想世界を重ね合わせるのみですが、MRの方は、仮想世界に触れて操作したり、書き換えたりする事ができるのがMRとARの違いです。
空間の中に、仮想世界を融合される事のできるMRは、例えば、オフィスの中で建築予定のデザインを融合させたり、開発前の商品を3D化で浮かび上がらせたりなど、ビジネス界隈でも使用されています。
というわけで、今回は、今後どんどんと進化を遂げるであろうXRについて3分で理解する説明でしたー
参考文献