gTAAとは?
gTAAとは、generic Test Automation Architectureの略で、直訳すると「汎用テスト自動化アーキテクチャ」ですが、つまり何?かと言うと、
ソフトウェアのテストを自動化しよー!と考えた時、どんな方針、戦略で、どこを、何で、何から取り掛かったらいいかわからないですよね??
そんな時、このgTAAをテスト自動化の使って戦略、方針、全体像を考えていったらいいよ。という設計思想です。
で、gTAAをどう活用したら良いか?
gTAAの概念は図は以下です。
- テスト生成レイヤーは
- テスト設計をする手段をどうするか決めることです、手動で作るのか 、自動で作るのか考える
- テスト定義レイヤー
- テストデータ、テストケース、テスト手順などをどうするか考える
- テスト実行レイヤー
- テスト実行 , テスト結果のレポート、記録はどうするのか考える
- テスト適合
- テスト対象のどのコンポーネント/インターフェースに対し、何を使って自動テストを行うか考える
gTAAを使って考えることのメリット
gTAAを使うことによるメリットは、表現の仕方、捉え方によりいろいろあれど、要は以下かと思います。
- 構造化されることによる保守性の向上
- 体系化されることにより、どこをテスト自動化し、どこをしてないか明確化することによる品質の向上、テスト効率の向上
以上、gTAAとは何か?3分で理解する解説でしたー
参考資料
https://codezine.jp/article/detail/18137
https://jstqb.jp/dl/JSTQB-Syllabus.Advanced_TAE_Version2016.J01.pdf