今回は、Chromeやsafariでブロックされるようになる(なった)事でも話題のサードパーティークッキー(3rd Party Cookie)について3分で理解する説明です。
ここで言うクッキーとはHTTP Cookieの事です。
クッキーとは簡単に言うと、Webサーバとクライアント間で(小さな)データを維持・管理するための仕組み。という感じでしょうか。
つまり、Webサイトにアクセスした際
Webサーバ側からWebブラウザ側へ(小さな)データを渡し、
その後のやりとりでは必ずそのデータをWebブラウザ側からwEBサーバ側へ送るようにするクッキーの仕組みを使うことで、
例えばログイン情報を保持したり、ショッピングカートへ入れて商品を保持したりすることができる仕組みです。
ちなみに、自分が使っているChromeブラウザに保存されているクッキーを確認したい時は、
ChromeのURL欄に
chrome://settings/siteData
と入力し、Enter!で、一覧表示できます。
自分で訪れたWebサイトのドメインがWebブラウザへ保存するクッキーがファーストパティークッキーと呼ばれています。
しかし、実は訪れたサイトのドメインのクッキーだけでなく、
そのサイトに埋め込まれている広告など、違うドメインのクッキーもWebブラウザへ保存させることができます。
このような第三者の発行し、保存させたクッキーがサードパーティークッキーです。
例えば、海外のWIFIレンタルについてググって調べた時、訪れたサイトで表示した、とある広告が、
その後も色々なサイトでしつこく同じ広告が表示される・・・・なんてことはありませんか??
このようにサードパーティークッキーを利用して広告配信などは行われていたりします。
Googleはプライバシー強化の観点から、Chromeは2022年を目処にサードパーティークッキーを排除すると発表しました。
が、その後、完全廃止は2023年後半まで延期されたようです。
ちなみにSafariの方は既にデフォルトで完全ブロックするようになっています。
というわけで、今回はサードパーティークッキーについて3分で理解する説明でしたー