WEBアプリテスト担当者の為の【QCの7つ道具】

テスト技法

【QCの7つ道具】「新」と「旧」の違い

【QCの7つ道具】という言葉を知ってますか??

【QCの7つ道具】というのは、品質管理業務で使える、主に統計データのような数値で分析するためのツールのことです。

具体的には、

パレート図
ヒストグラム
管理図
散布図
特性要因図
チェックシート
グラフ

です。ちなみに【新QCの7つ道具】というものもあり、

親和図法
連関図法
系統図法
マトリックス図法
アローダイアグラム
PDPC法
マトリックスデータ解析法

です、ざっくり「旧」と「新」の違いは、

「新」の方は、言語データも整理、可視化して分析できるツールを含んでいます。


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WebアプリQCの現場で使える7つ道具

今回は、少し視点を変え、分析や可視化というツールというよりは、

Webアプリケーションのテスト現場で使える!あると便利な7つ道具を紹介します。

その1:diff – (差分ツール)

例えば、

「Webアプリの新規会員登録時に受信するメールの本文を変更したのでテストして!」

と言われた時、仕様書と、実際のメール本文と一字一句、長いテキストの差分を目でチェックするのは辛いですね・・・・そんな時、便利なのがdiffツールです。

diffツールには色々ありますが、有名なとこだとWindowsだとWinMergeとか、macだとFileMergeでしょうか。

その2:QRコード作成

例えば、スマホの実機で、テスト環境のWEBページのURLをスマホでポチポチ打つのは面倒ですよね??

そんな時、QRコード生成サイトなどで、URLのQRコードをさくっと作って、QRコードで読み込んでアクセスすると便利です!

QRコード作成【無料】/QRのススメ

その3:APIテストツール

有名なとこだとPostmanなどでしょうか。

curlコマンドでもテスト対象のAPIへリクエスト送って、レスポンス確認する事は出来ますが、

豊富な機能を備えたツールを使うと便利です。

Postman API Platform

【こちらの記事もおすすめ】Postmanの使い方の基本を3分で理解する

その4.:Google Chrome デベロッパーツール

言わずもがな、、、って感じですが。

ざっくり言うと、今、Chromeで表示しているのHTML、CSSが確認できます。

それ以外にも色々確認できます。

その5:VPN接続サービス

海外のグローバルIPを使ってWEBへ接続する、

または逆に、海外から日本のグローバルIPを使ってWEBへ接続したい。など、

海外も含めたチームで作業しているとたまに必要になったりします。

そんな時に、便利なのがVPNサービスです。

無料のものから有料のものまで、色々あります。

【グループ専用VPNサーバー】

その6:自動テストツール

有名なとこではseleniumでしょうか。それ以外にも色々あります。

繰り返し実行するような、リグレッションテストをテスト自動化すると、ある程度、テスト工数の削減になります。(メンテ工数はかかりますが・・・)

Selenium official site

その7:負荷テストツール

有名なとこではJMeterやLoadRunnerなどでしょうか。

ざっくり言うと、その名の通り、テスト対象に負荷をかけ、テスト対象のパフォーマンスを計測したりします。

Apache JMeter

というわけで、WebアプリケーションのQC現場で使える7つの道具についてご紹介しました。

是非、参考にしてみてください!