gTAAとは何か?3分で理解する

gTAAとは?

gTAAとは、generic Test Automation Architectureの略で、直訳すると「汎用テスト自動化アーキテクチャ」ですが、つまり何?かと言うと、

ソフトウェアのテストを自動化しよー!と考えた時、どんな方針、戦略で、どこを、何で、何から取り掛かったらいいかわからないですよね??

そんな時、このgTAAをテスト自動化の使って戦略、方針、全体像を考えていったらいいよ。という設計思想です。

で、gTAAをどう活用したら良いか?

gTAAの概念は図は以下です。

  • テスト生成レイヤーは
    • テスト設計をする手段をどうするか決めることです、手動で作るのか 、自動で作るのか考える
  • テスト定義レイヤー
    • テストデータ、テストケース、テスト手順などをどうするか考える
  • テスト実行レイヤー
    • テスト実行 , テスト結果のレポート、記録はどうするのか考える
  • テスト適合
    • テスト対象のどのコンポーネント/インターフェースに対し、何を使って自動テストを行うか考える

gTAAを使って考えることのメリット

gTAAを使うことによるメリットは、表現の仕方、捉え方によりいろいろあれど、要は以下かと思います。

  • 構造化されることによる保守性の向上
  • 体系化されることにより、どこをテスト自動化し、どこをしてないか明確化することによる品質の向上、テスト効率の向上

以上、gTAAとは何か?3分で理解する解説でしたー

参考資料

テスト自動化成功の鍵「テスト自動化アーキテクチャ」、構築のポイントと考え方とは
開発の現場では、単体テストの自動化、結合テスト(APIテスト)の自動化、システムテストの自動化など、段階ごとにさまざまなテスト実行が自動化されている。だが、特に結合以降において、テスト自動化の導入を失敗するケースは少なくない。その原因の一つ...

https://jstqb.jp/dl/JSTQB-Syllabus.Advanced_TAE_Version2016.J01.pdf

Test-Hack

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