テスト自動化ツール「Katalon studio」などを開発する会社Katalon, Inc. が2021年に世界3000人以上のIT関係者を調査し、レポートした、The State of Quality Report 2022に掲載されていた、「QAチームが使用している自動化ツール/フレームワーク」ランキングから世界のQAチームが使用している自動化ツールトレンド上位5つをご紹介します!
ちなみに、去年のレポートでは、「テスト自動化ツール」という定義で、今回は「自動化ツール/フレームワーク」という定義なのでちょっと今回は幅が広くなってます。
Cucumberは、ビヘイビア駆動開発(BDD)をサポートするソフトウェアツールです。
Gherkinという、自然言語で書けるテスト記述言語を使いテストケースを作成する事ができます。
オフィシャルサイト:https://cucumber.io/
JUnitとNUnitに触発され作られた、Javaのためのテスティングフレームワークで、
ユニットテスト、機能テスト、E2Eテスト、結合テスト、統合テストなどすべてのテストカテゴリで使用できるように作られています。
無料で使用可能。
オフィシャルサイト:https://testng.org
WebアプリケーションのUIテストしたい時、Seleniumの最初の環境構築とかめんどくさい!って人にはサクッと始められるテスト自動化フレームワーク。
無料で使えますが、有料版しかできないこともある。
オフィシャルサイト:https://www.katalon.com/
PostmanはWebAPI開発用ツールで、APIテストを行う為のツールとしてもよく知られています。
オフィシャるサイト:https://www.postman.com/
【こちらの記事もおすすめ】Postmanの使い方の基本を3分で理解する
WebアプリケーションのE2Eテスト、UIテストのテスト自動化フレームワークと言えば、言わずもがな一番人気はSelenium。という感じで、去年に引き続き1位の座をキープ。
しかし、The State of Quality Report 2022の中では、Seleniumは近年人気が低下している。というデータも記載されています。
これは、他のテスト自動化ツールの進化や、様々なツールが登場してきた事の影響でしょうか???
オフィシャルサイト:https://www.selenium.dev/
以上、
2021年に世界3000人以上のIT関係者を調査し、レポートした、The State of Quality Report 2022より、
「QAチームが使用している自動化ツール/フレームワーク」ベスト5でした!
Seleniumの人気が徐々に減ってきている、というレポートから、2022年はどう変化していくか楽しみです!