一言で言うと
概略的なテスト目的を具体的なテスト条件とテストケースに変換するプロセス。
ソフトウェアテスト標準用語集 より
つまり、一般的には以下のプロセスを経て
テストケースが出来上がるプロセス = テスト設計 と呼んでいます。
つまり、機能仕様書などをテストベース(テストケースの基となるもの)を読んだり、把握して、
どんなテストをするべきか? を分析する作業です。
ざっくり言うと、テスト観点を作る作業。
テスト観点とは、ざっくりこの機能でどんなテストをする。と言う事を明確にする作業。
テスト基本設計での成果物にもう少し、具体性を持たせていく作業。
例えば、入力値はどの値を使うか?どんなテストデータを使うか?などを決めていく作業。
テスト基本設計、テスト詳細設計での成果物を基にテストケースに落とす作業。
また、テストデータの作成や、テスト環境の準備、テスト準備全般もこのプロセスに含みます。
というわけで、上記のプロセスをまとめて「テスト設計」と呼ぶのでした。
ただ、実際のQA現場では必ずこのプロセスをとるというより、例えば、テスト基本設計とテスト詳細設計はまとめて実施されたり、テスト詳細設計とテスト実装のプロセスがまとめて実施されたり、など、現場の状況によって様々かと思います。