JSTQBを勉強したことがある方なら一度は目にしたり聞いたことがあるかもしれない「経験ベースのテスト技法」。
なんとなく、名前からして、「経験を基にしてテストするんだな〜」と想像はつくかと思いますが、
具体的にはどんな事でしょうか???3分で理解できるようにまとめてみました。
「経験ベースのテスト技法」を一言で言うと
一言で言うと
「テスト担当者のスキルと直感でテストする!」
そのままですね。。。。ISTQB(JSTQB)のシラバスでは具体的には以下のような技法を指しています。
- エラー推測
- テスト担当者の経験とか勘でこの辺に「バグありそーだなー」ってとこを推測して行うテスト
- チェックリストベースドテスト
- テスト対象に対して精通しているチームや人がチェックリストを作ってそれを基にテストするテスト
- 探索的テスト
- 学習、テスト設計、テスト実行、結果報告を同時に行いながら実施するテスト
などなど、、チェックリストベースドテストは一見、「経験ベースのテスト技法」に分類されなさそうなので、JSTQBの勉強の際は勘違いしないように注意が必要ですね・・・
どんな時、この「経験ベースのテスト技法」を使うべきか?
では、どんな時、この「経験ベースのテスト技法」を使うべきでしょうか?
以下のような場合に、「経験ベースのテスト技法」を適用すると効果的にテストが行えます。
- 仕様書がない
- ドキュメントがあんまりない
- 時間がない
- 担当者はそのテスト対象や技術に関する知識が豊富
などなど、、、、
ちなみに、欠陥ベースのテスト技法も、同様の状況の場合、効率的にテストを行える技法のひとつです。
というわけで、「経験ベースのテスト技法」を3分で理解する解説でしたー